紅葉の色づき具合のからくりは?
2012.11.28 Wednesday
ひさしぶりの更新になりました。
ここ一週間ほどで、ずいぶん寒くなりましたが、お元気ですか?
私は、このところお歳暮の発送をしていることもあり、もう気分は年の瀬です。^^
写真は、10日ほど前に撮った、雲仙の紅葉です。
といっても、すでにほとんど落葉していて、数本残っていたうちの1本の紅葉のグラデーションが、とても綺麗だったので、思わずパシャリ。
どういう仕組みで、こんなにきれいな色が出るんだろう?
と、調べてみたところ、クロロフィルとアントシアニンとカロチノイドが、いい按配に、交代劇を繰り広げるみたいです。(大雑把でスミマセン)
雲仙は、お山の上の方から紅葉していくんですが、先日行った佐賀の大興善寺さんという紅葉の名所は、逆に、山の斜面のふもとの方から紅葉していくそうです。
気温(とくに温度差)と日光と水分、これらが複雑に作用しあって、この絶妙な美しさをみせてくれるんですね。自然ってすごいです。
万葉集の時代から(きっと、もっと前から)、日本人は紅葉狩りを楽しんでいたようですが、その伝統に身をまかせて、自然の移ろいを感じつつ、、、暦はもうすぐ師走です。
なにかと忙しくなられるかと思いますが、どうぞよい年末年始をお過ごしください。